コンクリート打設されたビルの外装は何年ぐらいもつの?
コンクリート打設されたビルの外装がどれくらいの年数持つのか気になりますよね。
一般的に、コンクリート自体は非常に耐久性が高い素材で、適切なメンテナンスがあれば50年から100年は持つとされています。
ただし、実際にはいくつかの要因が影響してきます。
まず、気候や環境。
例えば、海沿いや湿気が多い地域では、塩分や湿気によってコンクリートが劣化しやすくなります。
逆に、乾燥した地域では比較的長持ちする傾向があります。
それ以外にも、地震や風などの自然災害による影響も無視できません。特に日本のように地震が多い地域では、耐震設計が施されていても、定期的な点検が不可欠です。
次に施工品質。
高品質な材料を使ってきっちりと施工されたビルは、当然ながら、高い耐久性を誇ります。
しかし、手抜き工事や質の悪い材料を使った場合、あっという間に劣化が進むこともあります。
50年から100年と言いましたが、実際には日々状態を確かめつつ、その都度、適切な補修を行う形が望ましいです。
外装には汚れやカビ、ひび割れなどの問題が発生することがあります。これらは初期の段階で対処することで、大きな劣化を防げます。
特にひび割れは、水分が侵入する可能性があり、内部の鉄筋に錆を引き起こすことがあるので要注意です。